平成最後の後悔

私はあまり後悔をすることは無かった人生です。色々あっても「その時なりにベストを尽くした、それが限界だった」ということが答えになるので。しかし、平成の最後に、一つだけ後悔することがあります。それは、

「安室ちゃんのことをもっと好きになっておけばよかったーーー😵」

いや、たとえ本人が引退したとしてもこれからファンになっても全然おかしくないのですが。実際私は山口百恵やキャンディーズ、昔の洋楽だって、引退、解散、時には本人逝去後にしてからしっかり聴き始めたわけだし。とは言っても、一度あのライブは行ってみたかった…かな💦💕

私と安室ちゃんは世代が近く(安室ちゃんが2歳下)彼女のデビューした直後の、ロッテのマスカットガムのCMで、細身のサル顔で目がクリっとした女の子が踊っているなと知ったのが最初でした。当時私は高校生。同じ部活の友人が、目がクリっとしていて痩せ型だったので、友人に「マスカットガムの女の子(安室ちゃん)になんだか似ている」という話をしたことがありました。(愛してマスカットがCMソング)

その後安室ちゃんが徐々にドラマの端役や音楽番組に出演し始めて、「あ、あのガムの子だ」(ポンキッキーズは見ていなかった)と、一致したのです。そしてその時に初めて彼女が沖縄出身だということも知ったのかな。私は母が沖縄出身で、母方の親族と幼少期から交流が深かったので、沖縄が大好きで、その点も安室ちゃんに対して勝手に親近感?を抱いていました。(さらに言えばアクターズスクールも、親族の自宅の近所にあったというし)

その後、1990年代半ば以降の驚異的なセールス時期を経て、私生活の様々な変化とセールス的に少々落ち着いた時期へ、その後よりマニアックな音楽性の追求を経て、再びチャート上位に浮上し健在ぶりをアピール。音楽番組をはじめ、テレビ等への出演は少なくなっていったけれど、その分ライブで活躍し、ある意味矢沢永吉や松山千春のようなライブ中心のアーティストへ舵を切り、女性向け雑誌などでは相変わらず見事なスタイルとルックスで登場したり、ドラマやCMでカッコいい曲を歌っていたり、それも、30代半ば以降に、いわゆる「劣化しない」「若い頃から全然変わってない可愛さ」というアラフォーの星みたいな存在になり、新たな注目が集まったような感じもしました。(私見ですが)

そして、私にとって印象的だった出来事は、昨年の9月の25周年の沖縄ライブでした。

その前に遡ること数ヶ月前に、沖縄に住む親族から私たち夫婦に、9月の連休最終日に従兄弟の結婚式出席の打診があり、二つ返事で快諾。せっかくなら土曜日から行って連休は沖縄滞在しよう!と、はりきって航空会社の予約サイトを調べたものの、金曜、土曜の飛行機はその時点で全て満席😵日曜日の朝早い便が多少空いていたぐらいだったのです。連休に沖縄に旅行する人は多いが、飛行機がすべて満席になるのはちょっと異常な事態。仕方がなく日曜の朝一の便で予約することにしました。そして、結婚式直前に台風が沖縄に接近🌀私たちは出発前は天気予報ばかりチェックして、無事運行の奇跡を願うしかありませんでした。

そして!奇跡は起こりました😃伊丹空港に朝4時起きで向かい、朝一、午前唯一の沖縄行きに乗って、無事沖縄へ向かうことができました。ただ、この時伊丹空港の沖縄行きの便に、とにかくたくさんの女子(それもギャル系)が多かったのです。もしかしたらアパレル販売やサービス業などの女性が、夏休みの期間に働いて、九月に遅めの夏休みを取得したのかな…とも思っていたのですが、那覇空港に到着して、その謎が解けました。到着ロビー一面に「安室奈美恵25周年LIVE」のポスターや広告が。

・・・そうか!みんな安室ちゃんのライブに行くためだったんだね。

それにしても安室ちゃんのポスター(CA風の衣装)が、とてつもなく可愛くて、これでもう40歳ぐらいだなんて信じられない、安室ちゃんだったら全国からライブに参戦するのも納得できました。さらに、夕方親族宅への移動の際、タクシーに乗ったのですが、運転手さんが昨日、本日と安室奈美恵のコンサートで(渋滞が)大変だったこと、県外からも合わせて数万人規模で人が集まったという話をしていて、安室ちゃん人気の高さを再認識したのでありました。

二日後、結婚式も無事終わり、私たちは再び那覇空港へ。まだライブの公演の余韻に浸るファンの方々が、楽しそうにポスター前で記念撮影をしたり、感動を分かち合う思い出話に浸る姿を見て、私も何だかとても幸せな気分になりました。結婚式の帰りに素敵な光景を見ることができて、私からも安室ちゃんありがとう、ファンの皆さん、良かったねという気持ちになりました。その数日後の引退発表されるなんて全く想像もつかずに。

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秋になり、ベストアルバムFinallyを購入。先述のCMソングの愛してマスカットから、10代からのヒット曲と、30代以降の円熟してきた曲など、あ、この曲CD持ってた、カラオケでも歌える、配信で買ったなとか、リオ五輪の「Hero」良かったなぁとか、色々思い出しながら聴いていました。個人的には、昔のヒット曲も勢いがあって素敵ですが、30代以降の大人の魅力が増した楽曲の方が好みでした。ううむ、これだけかっこいい曲が多いとなると、最新ヒットの洋楽聴かなくても間に合いそう、とすら思ってしまいました。私の好みという部分も大きいですが。ファイナルツアーのnamie amuro Final Tour 2018 ~Finally~ (東京ドーム最終公演+25周年沖縄ライブ)も購入しました。その中に先述の25周年沖縄ライブの映像も含まれていたので、一年越しで、あの時の沖縄の熱狂を、ようやく観る事ができました。本当に見事なライブ、そして台風に重ならなくて本当に良かったなと思いました。(私の親族の結婚式の方も)

安室ちゃん。長い間走り続けていた人生、今一呼吸できているでしょうか。

彼女の活躍は、沖縄の経済にも大きく貢献し、ブランド価値を全国レベルに押し上げただけの多大な功績があるけれど、私など普通の人には想像もつかないぐらいの孤独やプレッシャーも、大きく背負っていたんじゃないかと。それと、本人なりにもしかしたら表現者としての限界だったり、新しいことを見つめていたのかもしれない。こればかりは安室ちゃん本人しかわからないけれど、安室ちゃんの存在に励まされた分、今度は外野から私たちが、彼女が豊かな人生を送れるように静かに願うこと。これに尽きるかなと思います。

安室ちゃんという素敵な存在、そして長い間のご活躍お疲れ様でした。ありがとうございました。