祇園祭の思い出その2:山鉾

今月(2018年7月)に入ると、京都の中心部は祇園祭のムードが一気に高まります。
中でも多くの人々の関心を集めるのは、各山鉾町の山鉾建てと、祭囃子のコンチキチンの音色でしょうか。特に祭囃子は遠方からわずかに聞こえてきて、あのお囃子はどこから聞こえるのだろう…と、ついついその場所を探してみたくなったり。

山鉾建ては京都の中心部、四条烏丸を中心に設営されるのですが、その期間は道路が封鎖、通行止めになります。
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これは2017年度の菊水鉾のある室町通り。
菊水鉾は大型でお囃子もありますので、準備期間は色々大変なのですが、こちらは拝観料込みで、ちまきやお札を購入すると、鉾に入場(乗る)ことができるのです。私も一度利用したことがありましたが、今から数年前の記憶なので、最新情報をまた確認した方が良いでしょう。



昨年私が撮影した写真の中に、長刀(なぎなた)鉾が建てられていく様子を収めたものがありましたので、こちらを載せます。

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祇園祭の山鉾は、すべて木と縄で組み立て、固定されていきます。
これで山鉾巡行の際の衝撃を吸収する構造になっているのだそう。
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屋根の上に伸びる真木(しんぎ)の組み立て作業。この先っちょに長刀が取り付けられます。

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よく見ると組み立てた本体部分が横になっています。
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それにしても炎天下の中の大変な作業。多くの人が汗を流しながら建てていきます。お疲れ様です。


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夕方、ついに鉾頭が立ちました。右隣のビルの屋上にも届きそうな高さ(約25m)
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懸想品等が掛けられ、いよいよ完成間近です。格子で覆われていますが車(車輪)の直径は2メートル近くもあるのです。


・・・・そして、完成した時の写真がなぜか無かった(;-;)

この後宵山では屋台や提灯などが加わって一気に華やかになり、ちまきや山鉾グッズを買い求める人で賑わっていきます。長刀鉾のようにダイナミックな光景も華やかで良いですが、比較的小規模の山鉾なども、路地裏を華やかに彩ってまた風情があるものです。

ところで山鉾見学ですが、こちらの長刀鉾や放下(ほうか)鉾、などは、女人禁制のため女性は鉾に乗ることができませんので、お目当の山鉾がどうなのかは事前に確認した方が良いと思います。また、雨が降った場合は山鉾や懸想品の保護のため、ビニールをかけたり屋根を設営する山鉾がほとんどです。山鉾巡行当日も雨の場合は、懸想品が一部外されたり、蟷螂山のカマキリのカラクリはビニールで覆われてしまうことになります。お天気は人間の力でどうすることもできないので、宵山時期と巡行のタイミングでは天気が良くなるように祈りましょう!